日誌

夏の終わり


   あっという間に過ぎ去った夏でした。夏をワクワクしないと歳をとったということだと先日ラジオで言っていましたが、ワクワクの愉しさがてんこ盛りな夏でした。本当に3年生の選手11名とマネージャー3名には感謝しかありません。

≪100回記念大会結果≫
1回戦  桐生南   2-1 勝利
2回戦  安中総合  9-0 勝利
3回戦  農大二高 10-5 勝利
準々決勝 関東学園  0-5 敗戦
県ベスト8

 県ベスト8が目標ではありませんでした。しかし、最後まで愉しさを忘れずに戦っていた選手たちを見ていて大変誇らしく感じました。また、秋・春・夏を通して通算成績が13戦10勝3敗と、1年間の大会で10勝できたことはこれから生きていく中で思い出であり、強さになっていくのではないかと思います。
 また、大会中選手たちが試合が終わるたびに言っていた言葉がありました。
 1回戦終了後「桐生南の分も」
 2回戦終了後「安中総合、吾妻中央の分も」
 3回戦終了後「農大二高、太田工業の分も」
 人のこと考えろよというのは簡単ですが、選手たち自らそういった言葉掛けが出てきて、勝ったことの責任感も感じられていることに喜びを感じました。こう思ってくれるなら勝ちもまた違った意味があるのかなと思いました。
 たしかに目標には届いていません。夢半ばで負けました。今でも思い返すと悔しいです。けれど、またこれも選手たちにとって、もちろんわたしにとっても一つの通過点。
「これからの人生どう生きていくか」
 よく言った言葉ですが、これからの人生自分らしく、堂々と胸を張って生きていってくれるんじゃないかと確信しています。

 3年生14人。一緒に野球ができて本当に愉しかった。有難う。
 必ず「藤岡から甲子園へ」を実現する!

 また、この場を借りてたくさんの方々が応援に来てくださいましたことにお礼申し上げます。
藤岡中央高校野球部監督古平