日誌

 21世紀枠発表から1ヶ月経ちました。この期間は今一度基礎を見直してスイングノルマ1000、捕球数の増加などを目標に冬しかできないことを中心的に行ってきました。振り返ってみるとあっという間にここまできました。
 また、高校入試などもあり変則的な日程にもなりました。中学3年生の野球部志望者も多く受験してくれて、春以降の野球部がより活気ある活動になってくれるといいなと期待しています。
 基礎練習は私もやっていましたが、正直つらく、苦しくおもしろくはないものです。やればやっただけ表面に出てくるかというとなかなか目に見えてこない。しかし、目に見えないところを伸ばしておくと、ふとしたところから爆発的に目に見える部分が伸びてきます。木で例えれば、根を伸ばし、土台を強くしておくと幹が太くなり、枝が生え渡り、彩り豊かな葉や実を帯びるようになるということです。 
 そのような時期だからこそ、もっと集中して、厳しさを保って、上手くなりたいという気持ちを人一倍もって毎日頑張り抜く必要があります。みなで頑張り抜いて、藤岡中央色の彩り豊かな木を育てて生きます。

 また、現在は学年末考査期間です。勉学は学生の本分なので今までも考査1週間前から学校で勉強を行ってきましたが、今回は主将がおもしろい提案をもってきたので採用しました。その提案とは、ある順位を境に勉強する時間を変えるというものです。成績上位者は、勉強時間を自由に使っていい。練習するも勉強するも任せる。中位者は、1時間強制勉強でそれ以外は自由でよい。下位者は時間内強制勉強という流れです。
 野球やっているから勉強はいい→言語道断。
 どうせやってもできないし→チャレンジ精神なし。
 上記のような気持ちで力を抜いている選手を変えたい。そのための主将からの提案でした。これは春や夏の大会前の考査でも適応されます。ですので、特に下位者は危機感をもって勉学に励んでいる・・・はず。同じ楔を踏まないように100%で勉学にも励む選手が最後の夏結果を出すと信じています。