日誌

2015年10月の記事一覧

今日の一言

こんにちは。
男子排球部です。
指導者のキャリアを歩み始めて恩師から「これから先、いつも自分を少々無理な状態に置きなさい」、「息抜きはするな」という訓示を頂いた。何にも勝る言葉だった。人間は自然のままでは成長しない。だからといって、例えば眠る時間もないといった無理な状態でも長続きはしない。適度な睡眠も大切だ。「少々無理な状態」なら続く。その状態を「いつも」根気よく続けていくことで人は成長していく。何の世界でも目標を達成するためには持続と根気が不可欠。
才能は、時代ごとに変化するものだし、刹那的なものでもある。当初は才能があると見られていた人が実際はそうでなかったり、また別な才能が出ると霞むこともある。けれども根気はずっと続くもの、夏目漱石の言葉の通りそこには人は頭を下げるというのだ。だから先輩などを見て「すごい才能だ。自分はとてもかなわない」なんて落ち込むことは全く不要だ。やる気を持って、年月をかけてじっくりと挑んでいくならば、恐れるものは何ひとつないはずである。来週の選手権に向けて、1、2年生は3年生の後ろ姿から学ぼう。3年生を超えることが最大の恩返し。


人は才能の前には頭を下げないけれど
根気の前には頭を下げる

~夏目漱石~

今日の一言

こんにちは。
男子排球部です。
本日は、1、2年生は大学見学でした。部活動は積極的休養です。
休養日に何を考え、明日の練習に備え行動するか。チームや仲間に何をしてあげられるか、話せるか、わかりあえるか、理解できるか、叱れるか、嫌われ役になっても自分やチームを愛せるか、思いやれるか、それくらい激しい練習やバレーボールを作れるかが来週の春高予選に繋がります。権利の主張ばかりで、義務を果たさない者に明るい未来はない。何を言うかでなく、誰が何を言うかです。

チームワークの本質
あるチームはなにをやらせても
『利益になるかどうか』
を考えながら行動します。
あるチームはなにをやらせても
『まわりにとっての最善はなにか』
を考えながら行動します。
結局、大きな利益を手に入れるのは後者なのです。

~覚悟の磨き方 超訳吉田松陰~より

今日の一言

こんにちは。
男子排球部です。
25点を2セット分、粘り強く拾いまくって、跳びまくって打ちまくる。ベンチも含めチームでゲームを支配する。それが戦術ではなく、それがバレーボールそのものです。それは簡単ではない。長い時間の継続する練習と生活だけが、その常識を可能にする身体・精神を造ってくれる。生活が試合に出る。挨拶、授業態度、提出物、身だしなみ、食生活、睡眠時間、親への感謝などを徹底できない者がどうやって勝負するのでしょうか?自分を変えようと成長しようと日々様々なハードルを越えようとしている者にだけ勝負事の舞台は用意されます。大会は待ってくれません、試合は始まれば終わってしまいます。まだ、危機感はありませんか?準備は足りてますか?

生きていることはそれ自体、ストレスになります。
そのストレスと対決することで、人間は脳を発達させることができたといわれています。

~五木寛之 『養生のヒント』~より

今日の一言

こんにちは。
男子排球部です。
本日、本校は文化活動発表会でした。各クラスや部活動の素晴らしい発表や作品の数々で感動しました。若者のパワーはこんなに素晴らしく人の心に響くんですね。生徒の皆さん、お疲れ様でした。有り難う。

人物
私が尊敬するのはその人の
能力ではなく、生き方であって、
知識ではなく、行動なんです。

~覚悟の磨き方 超訳吉田松陰~より

今日の一言

こんにちは。
男子排球部です。
昨日は、太田工業を本校に迎えて1日練習試合でした。
サーブ、コンビは合格点でしたが、パス、ディグ、レセプション、ブロックは赤点でした。レセプションとディグは修正が急務です。特にリベロとオポジットは機能していませんでした。
本校の選手は、ボールを迎えに行く傾向にあり体がカウンター気味になってしまうためミスが多いです。ちょっとした言葉の使い方で意識も変わるのではないでしょうか。選手たちは、『カット』という言葉を多用します。これはテニスと昔のバレーの名残ですね。
アメリカで生まれ、日本で成長したバレーボールは諸外国で進化していきました。その進化に日本はついていけてません。
①昔サーブカット(サーブをカット?する)→現在レセプション(ボールをポイントまで迎え入れる)
②昔スパイクカット(スパイクをカット?する)→現在ディグ(ボールを落とさないように掘り出す)
③その他(トランジション、ハイセット、ダウンボール、ブレークなど)
欧米では1つ1つのプレーの細かい意識付けが呼び方1つで統一されています。言葉一つで高校生のカテゴリーでも意識が変わりスキルアップができるのではないでしょうか。変わらない選手、変えようとしない選手はチームプレーをどのように考えているのでしょうか。変化は進化です。うまいと思っているなら結果を出しましょう。

いつまでも俺は下手だと思っているがよし。
一生いつまでも下手だと思うがよし。
俺は上手だと思うと、もうそれきりになる。

~歌舞伎役者 初代 市川團十郎~

下手糞の上級者への道のりは己が下手さを知りて一歩目
~湘北高校バスケットボール部監督 安西光義~