藤中Diary

2025.10.20

　「ふじおか未来探究」では、藤岡市の現状や地域の課題を知り、藤岡市をより良くするための課題解決方法を提案しています。今回ご紹介するのは、実際に自分たちのアイデアを実現させたグループの探究活動の成果です。

　このグループは藤岡市の防災公園に着目し、もっとたくさんの人に防災公園を知って欲しいという思いから、テーマを「防災公園の魅力を広め、地域の防災拠点とする」と決めました。近隣住民の方々に対して、公園の備蓄倉庫の現状や防災に対する理解を深めてもらうための課題解決方法として「防災イベント」の実施を提案しました。その後、市役所の方と協議・連携しながら、７月には藤翔祭で市役所の方による「防災体験」ブースの実施、１０月は藤岡中央高校が「防災公園施設見学会」に参加するという形でアイデアを実現することができました。

 １０月１１日(土)「防災公園施設見学会」

～生徒の感想より～

　11日(土)に開催された「防災公園施設見学会」に参加しました。防災公園の防災機能や災害時の活用方法について楽しみながら知ってもらえるように「防災グッズを活用した輪投げ」「虫かごを利用した液状化体験」の２つのブースを担当しました。輪投げは特に小さな子どもたちに人気があり、液状化体験は大人の方にも試してもらうことができました。当日は雨だったにもかかわらず、たくさんの方に来場していただけたことが嬉しかったです。これまで親身になって話し合いをしてくださった市役所の方々の協力があって今日のイベントが実現できました。本当にありがとうございました。

防災公園とは

　藤岡市は、災害時における緊急避難の場や食料、飲料水、毛布等の災害支援物資の集配拠点、応急仮設住宅用地などとして活用できる防災公園を令和3年度に整備いたしました。(藤岡市ホームページより抜粋)