日誌

野球部

最終戦

 雨が降り気温が下がる。これを繰り返して冬を迎えます。今季最低気温や爆弾低気圧、初雪観測などなど夏季スポーツにとっては悪夢のような日々が始まろうとしています。さらに、群馬は北風がすごい。お住まいの方は共感できると思います。
 こんなときに「室内練習場があれば・・・。」
 たしかにそう思わないではいられない日もあります。しかし、野球はお天道様の日差しの下、土の上でやるもの。大会のときに風が強くても外でやります。いい訳にはできません。それを考えたらどんな時も外でやるのが強い心を育てるのではないかと思います。(ないものねだりはできないので・・・)負けるな高校生!!
 ということで最終戦を終えましたので結果を報告します。

11月18日(土)伊勢崎興陽
1試合目13-3 勝利
2試合目6-0  勝利

 いつしか雨が降っては暖かくなっていく。まさしく三寒四温の日々がまたきます。チームも一歩ずつ成長していき、3月のシーズンを迎えられるようにまたここから!がんばります。

推薦

推・・・用いてもらうように人を後おしする
薦・・・人を取り上げ用いるように進言する

 今回はありがたいことがあったので報告です。群馬県高野連より、正式に群馬県21世紀枠推薦校に選んでいただきました。なによりうれしいのは高野連に推薦してもらえたことです。よく選手には、「評価は人がするんだ」と話します。だからこそ、選んでもらえるような取り組みをしていると目が肥えている高校野球関係者の方々に評価していただいたことが大変うれしかったです。
 しかし、まだまだ甘い部分も多々あります。指導者、選手ともに成長し、推薦してよかった、さすが推薦校だなと評価してもらえるようなチームを目指しまたここからがんばっていきます。
 また、上毛新聞で取り上げていただき、地域の方々にも「がんばれよ」「応援しているよ」などの応援の言葉をもらうことがあります。本当に選手には励みになります。地元藤岡ののためにも今後も顔晴り(がんばり)ます。


部員の集合写真(大会議室)



校長室にてインタビュー

通過点

 秋季大会中、選手から通過点という言葉が出ました。大会の目標は関東大会出場。そのための今日は通過点。だから、力みすぎず、緊張しすぎずに今日の経験を力に変えて積み重ねていこう。そういった意味のように感じました。
 目標に向かっていく大切な一日を一歩一歩通過することに意味はありますが、なんとなく何も考えずに通過することもできます。今、選手達は秋季大会の時と同じ気持ちで大切な一日を通過しているのかどうか。もう一度考えさせたいと思います。

10月
21日 中之条高校(藤)台風のため中止
22日 渋川、東京農大一(藤)台風のため中止
28日 進研模試
29日 武南高校(藤)台風のため中止

11月の予定
4日  高崎高校(藤)
1試合目9-7勝利
2試合目2-4敗戦

5日  桐生第一、高崎商大(桐)
1試合目(桐生第一)0-1敗戦
2試合目(高崎商大)1-11敗戦

11日 市立前橋(藤)
1試合目6-7敗戦

12日 利根実業(藤)
1試合目9-3勝利
2試合目7-6勝利

 18日伊勢崎興陽との最終戦となります。2勝して今期を終えられるよう頑張ります。

なぜ勉強するの=なぜ野球するの

 日々生きている中で新しいことを覚えるためにコンピューターのようなダウンロードができたら。。。なんて思うことはありませんか。さぞかし知識の引き出しが多くなり楽だろうなと思うことがあります。考査では100点が連続しますね。東大にも入れます。しかし、人間はすべてを覚えておくこともファイルのように留めておくこともできません。 
 逆に「経験」することで道理や筋、自分なりの方法を覚えて、知恵を増やすことが人間の素晴らしさだと思うところもあります。そこにはもちろん思考力が伴います。
 この知識と知恵は矢印で結ばれると考えます。知識→知恵といった形です。高校生までの勉強は上記の知識を養います。数学や理科科目は物事の道理を覚えます。社会科目は先人たちから過去~現在の生き方や筋道を学べます。英語や国語は口から出る言葉を覚えます。その他実技系科目はさまざまな経験を促します。それらは、教えてもらうことなので自分のものではありません。よってそれだけを覚えても机上の空論だと思います。しかし、教えてもらったことは自分の基盤として働かせることができます。考えながら覚えたり、解いたりすることで思考力を常に刺激した生徒は自分の考え方を持って様々な経験をしていきます。そこで得た自分なりの解決方法などは知恵となり、自分を助けてくれます。もちろん間違ったりすることもありますが、やらないよりやったほうがいい!
 よって、勉強は考えながら教えてもらわなければならないということです。そして、その知識はグランドで大いに使用してほしいと思います。経験したことを自分の知恵に更には仲間の知識にしていってほしい。 だから、4つの柱の1つに「自分で考えて行動する」が入っています。
 回りくどくなりましたが、勉強が嫌だからやらないという選手はだめです。知識が少ないのに大きな知恵は生まれません。100点を取れとは言いませんが、50分の授業を自分ができる最大限考えて受ける選手がグランドで考えて動けるようになります。よって、勉強=野球の方程式が成り立ちます。勉強も部活動も100%です。夜無駄に携帯などを触っていて寝不足だなんて言語道断。
 ここまで理解して行動できる選手は勝手に伸びていきます。そして、グランドでチームを救ってくれます。そういった選手であふれるチームになるためにまた一歩ずつ藤岡中央高校硬式野球部は歩んでいきます。 

 ちなみに今週の強化目標は選手間での問いかけに対して一度で返事すること全力疾走です。グランドに応援にきていただいた
際は出来ているかのぞいてみて下さい。

習い練ったことを試し合う

 タイトルは「練習試合」です。秋季大会が終わり、中間テストもありましたが、また1週間ですぐ練習試合です。しかし、実践で練習(習い練ったこと)を試合(試し合える)できるのでチームの課題や自分の課題を見つけるのに最適な時間です。もちろん、練習で課題をもって時間を費やしていればですが、、、。チームにおける各々の役割に照らし合わせて、自分の課題をスモールステップで考えられるよう、指導しています。
では、以下は練習試合の結果です。

丸子修学館4-3勝利
丸子修学館1-9敗戦
ふじみ野6-4勝利
吉井12-5勝利
高崎東7-9敗戦
桐生工業5-1勝利

 現状で点数を取るべきときに取れる絵は残っている確立はありますが、どうしても守りきれない。1点にこだわるという意味では目的は進んでいますが、特に2番手で投げる投手がまだ表れていないのが現状です。
 以前、ある監督さんに「とうしゅ」とは3段階あると教わりました。
 第1段階は、投手です。投げ手という意味で、試合で投げられれば投手という意味です。
 第2段階は、闘手です。マウンド上で闘志がある投手のことをそう呼びます。
 第3段階は、頭手です。1・2を持ち合わせて、それに加えて頭を使える投手です。
 まだまだ2番手以降は投手止まりだと思います。もちろんこの課題はチーム全体の課題になりつつあり、選手も自覚しています。人数も多くはないので1人2役という選手も多いですが、やりたいやりたくないではなく、チームのために役割を全力で行うことができる集団となっていくことを目標にまた顔晴っていこうと考えています。